2021/04/29 18:55

こんばんは!nouveL'ecrinパティシエの下村です。

今回ご紹介するのは「フィナンシェ」です!



外側は少しカリっと、ふんわり焼き上げております。



さてフィナンシェと言えば四角い形のものが多いですよね。
あれは金塊の形を模したものなのですが、「フィナンシェ」とはフランス語で「金融家」「お金持ち」という意味があります。
昔はお金持ちのお菓子だったのでしょうか。

ヌーベレカンのフィナンシェはなぜ丸く焼いているのかというと・・・・
下村がフィナンシェ大好きで、大きく焼きたかったからです。笑
金塊型じゃ物足りないのですよ。

でもよくこの形だとマドレーヌと間違われます。
マドレーヌとフィナンシェって何が違うの?ってよく聞かれますが、ご存じですか?

作り方は同じです。材料もほぼ同じです。(比率は違いますが)
大きく違うところはマドレーヌは全卵、フィナンシェは卵白のみ使用しています。

あとマドレーヌは、マドレーヌさんが初めに作ったそうですよ!

フィナンシェは発酵バターを焦がしバターにして作っております。
弱火でゆっくり時間をかけて、ぶくぶくと…




しばらくするとこんな感じに。
焦がしたバターのにおいって、焦げ臭いわけじゃなくて、独特な、芳醇ないい香りなんです。



焼きたてのフィナンシェたち

きれいに焼きあがると、それはもうわが子のように、ひとつひとつがかわいく思えるのです。


愛情の詰まったヌーベレカンのフィナンシェです!

是非お試しくださいね!